わるくない。


by moriwo27
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世界一の男が練習する相手

昨晩世界柔道を見た。
鈴木桂治がなんと男子初の三階級制覇した。

やばい。

全試合見たが圧倒的に強かった。

一本勝ちを次々と決めていくさまは
まるで相手が弱いかのような錯覚を起こさせた。


いったい鈴木選手はどのような練習をしているのだろうか??
そもそも練習相手になる人はいるのだろうか??

鈴木選手は以前の大会では無差別級で優勝している訳で、
ってことは世界中で一番強い柔道家とも言える(今回無差別で優勝した選手も強そうだが)

んじゃ、自分よりも強い奴はいないわけだ。


ってことは極論を言うと練習する相手は全て格下なわけだ。
(今回は棟田・井上がいないことを想定して考えてみる)

なるほど武道の世界最強チャンピオンがチャンピオンになり続けることは難しいわけだ。
練習相手がいないのだ。
女子の選手だったら男子の選手と対戦すればいいし、
軽量級のひとならば重量級の人と対戦すればいい。

人間とは自分の限界を超えたところに挑戦し続けて強くなるのだと思っていた。
時速140kmのボールしか打つ練習をしていない人が
時速160kmのクルーンのボールは打てないと思っていた。


しかし最重量級のチャンピオンは最強ゆえそのような自分よりも力がある人と練習できない。
つまり将来160kmのボールを投げる相手に対する対策を練ることができない。
自分を磨くことがとても難しいんだとおもう。

水泳の選手が自分の世界記録を更新しようとする練習のように先が見えるわけでもなく
目標というものが立てにくい。
目標はおそらく強くなることだが、自分よりも強い相手が出てきた時の対策の練りようがない。

もしも自分よりも力のある相手が出てきたらどうするのだろうか?
試合中に、「こんな強い奴とは戦ったことないなー」とか思うのだろうか?

そのような未知の力を持った選手をなぎ倒して世界一になり続けるチャンピオン。
いつの日か、160kmのボールが来ても打ち返せるような練習を
140kmしか出ないピッチングマシーンを使って繰り返しおこなうさま。

その難しさ・格好よさに始めて気付いた世界柔道。
熱戦は今日も続く。
お宅も是非。
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by moriwo27 | 2005-09-09 11:00 | お宅も是非